オートバックスにドライブレコーダー持ち込みで取り付け可能?料金・注意点・手順を徹底解説
あなたは「オートバックスにドライブレコーダーを持ち込んで取り付けてもらえるの?」と疑問に思ったことはありませんか?結論、オートバックスでは持ち込み取り付けに対応していますが、店舗購入よりも工賃が高くなります。この記事を読むことで持ち込み取り付けの料金や注意点、失敗を避ける方法がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.オートバックスでドライブレコーダー持ち込み取り付けは可能?基本情報
オートバックス持ち込み取り付けの対応状況
オートバックスでは、他店で購入したドライブレコーダーの持ち込み取り付けに対応しています。
ただし、すべての店舗で必ず対応してもらえるわけではありません。
店舗によって対応方針が異なるため、事前に取り付け希望店舗への確認が必要です。
持ち込み取り付けを受け付けている店舗でも、以下のような条件があることが多いです:
- 新品のドライブレコーダーのみ対応
- 取り付け説明書や保証書の持参が必要
- 商品の適合性確認が必要
- 作業工賃が店舗購入品より高額になる
持ち込み取り付けを検討する際は、まず最寄りの店舗に電話で確認することをおすすめします。
持ち込み取り付けと店舗購入の違い
オートバックスでは持ち込み取り付けと店舗購入では、料金体系やサービス内容に大きな違いがあります。
最も大きな違いは工賃の差です。
店舗購入の場合、「取り付け工賃コミコミセット」として本体価格と工賃がセットになったお得な料金設定があります。
一方、持ち込み取り付けでは通常の工賃よりも割高な料金設定となることがほとんどです。
項目 | 店舗購入 | 持ち込み取り付け |
---|---|---|
工賃 | コミコミセット価格 | 通常工賃の1.5〜2倍 |
保証 | 商品・取り付け両方対象 | 取り付け作業のみ |
予約 | 購入と同時に可能 | 空き状況によって調整 |
相談 | 商品選びから対応 | 取り付け可否の確認のみ |
さらに、店舗購入の場合は商品選びから取り付けまでトータルでサポートを受けられますが、持ち込み取り付けでは取り付け作業のみとなります。
持ち込み取り付けを断られるケース
オートバックスで持ち込み取り付けを断られる主なケースは以下の通りです:
- 輸入車や特殊車両:レクサス、輸入車、バス、トラック、24V車など
- 保安基準に適合しない車両:改造車や車検に通らない状態の車
- 取り付け困難な商品:適合しない機種や取り付け説明書がない商品
- 中古品や動作不良品:新品以外や故障している可能性がある商品
- 店舗の繁忙期:年末年始やゴールデンウィークなど混雑時期
特に改造車や不正改造が疑われる車両については、国土交通省の指導により一切作業を断られます。
また、商品の適合性が確認できない場合や、取り付け後にトラブルが予想される場合も断られることがあります。
事前に確認すべき重要ポイント
持ち込み取り付けを依頼する前に、以下のポイントを必ず確認しておきましょう:
車両情報の確認
- 車種、年式、グレード
- 現在の装備状況(純正ナビの有無など)
- 改造の有無
商品情報の確認
- ドライブレコーダーの機種名
- 取り付け説明書の有無
- 必要な取り付け部品の確認
作業内容の確認
- 取り付け工賃の正確な金額
- 作業時間の目安
- 予約の必要性
保証・アフターサービスの確認
- 取り付け作業の保証内容
- 商品不良時の対応方法
- 取り付け後のサポート範囲
これらの確認を怠ると、当日になって作業を断られたり、予想以上の費用が発生したりする可能性があります。
2.オートバックス持ち込み取り付けの料金・工賃相場
持ち込み取り付け工賃の詳細
オートバックスでの持ち込み取り付け工賃は、ドライブレコーダーの種類によって大きく異なります。
前方1カメラタイプの場合、持ち込み工賃は約8,000円〜12,000円程度です。
前後2カメラタイプでは、配線が複雑になるため約18,000円〜25,000円程度となります。
360度カメラタイプは取り付け位置の調整が難しく、約15,000円〜20,000円程度の工賃が必要です。
さらに、以下のオプション作業により追加工賃が発生します:
- 駐車監視機能の配線:+3,000円〜5,000円
- 既存ドライブレコーダーの取り外し:+2,000円〜4,000円
- 延長ケーブルの追加:+800円〜1,500円(部品代別)
- 電源の裏取り作業:+2,000円〜3,000円
重要なのは、これらの工賃は税込み価格であり、店舗や車種によって変動することです。
店舗購入時との工賃比較
店舗購入時と持ち込み取り付けの工賃を比較すると、その差は歴然です。
前方1カメラタイプの比較例:
- 店舗購入コミコミセット:33,800円(本体+工賃)
- 持ち込み取り付け:本体価格20,000円 + 工賃10,000円 = 30,000円
一見すると持ち込みの方が安く見えますが、これは本体を格安で購入できた場合の話です。
前後2カメラタイプの比較例:
- 店舗購入コミコミセット:45,800円(本体+工賃)
- 持ち込み取り付け:本体価格28,000円 + 工賃20,000円 = 48,000円
実際には、持ち込み取り付けの方が総額で高くなるケースが多いのが現実です。
これは持ち込み工賃が店舗購入時の1.5〜2倍に設定されているためです。
さらに、店舗購入の場合は以下のメリットがあります:
- 商品選びのサポートが受けられる
- 取り付け予約が購入と同時に可能
- 商品と取り付けの両方に保証がつく
- アフターサービスが充実している
追加工賃が発生するケース
持ち込み取り付けでは、基本工賃以外に追加工賃が発生するケースが多数あります。
車種による追加工賃:
- 輸入車:基本工賃の1.5倍
- 大型車(ハイエース、アルファードなど):+2,000円〜5,000円
- 特殊形状の車両:要見積もり
取り付け内容による追加工賃:
- 配線の延長が必要な場合:+800円〜1,500円(部品代別)
- 内装パネルの脱着が必要な場合:+1,500円〜3,000円
- 駐車監視機能の配線:+3,000円〜5,000円
- 既存機器の取り外し:+2,000円〜4,000円
作業環境による追加工賃:
- 繁忙期の作業:+1,000円〜2,000円
- 特急作業(当日仕上げ):+2,000円〜3,000円
- 休日作業:+1,000円〜1,500円
これらの追加工賃は事前に見積もりで確認できるため、必ず詳細を聞いておくことが大切です。
車種別・機種別の工賃差
オートバックスでは車種や機種によって工賃に大きな差があります。
国産車の工賃例:
- 軽自動車:基本工賃
- コンパクトカー:基本工賃
- セダン・SUV:基本工賃
- ミニバン:+1,000円〜2,000円
輸入車の工賃例:
- 欧州車:基本工賃の1.5倍
- アメリカ車:基本工賃の1.3倍
- 韓国車:基本工賃の1.2倍
機種別の工賃差:
- シンプルな1カメラタイプ:基本工賃
- 前後2カメラタイプ:基本工賃の2〜3倍
- 360度カメラタイプ:基本工賃の1.5〜2倍
- ミラー一体型タイプ:基本工賃の1.2〜1.5倍
高級車や特殊車両の場合、専用工具が必要になったり、作業難易度が高くなったりするため、工賃が大幅に上がることがあります。
事前に正確な見積もりを取ることで、予算オーバーを防げます。
3.持ち込み取り付けの注意点と失敗を避ける方法
持ち込み時の必要な持参物
持ち込み取り付けを成功させるためには、以下の物を必ず持参する必要があります。
必須の持参物:
- ドライブレコーダー本体(新品・未開封推奨)
- 取り付け説明書
- 保証書・購入証明書
- 車検証
- 運転免許証
あると便利な持参物:
- 商品の適合表
- 取り付け部品一式
- 延長ケーブル(大型車の場合)
- 電源取り出し用部品
事前に確認すべき情報:
- 車種・年式・グレード
- 現在の装備状況
- 希望する取り付け方法
- 作業予定時間
特に重要なのは、取り付け説明書の持参です。
説明書がない場合、作業を断られる可能性が高くなります。
また、商品の適合性を確認するため、車検証は必ず持参しましょう。
取り付け予約の取り方と待ち時間
持ち込み取り付けの予約は、店舗購入よりも複雑で時間がかかることが多いです。
予約の手順:
- 事前に電話で持ち込み対応可否を確認
- 車種・機種・作業内容を伝える
- 概算工賃と作業時間を確認
- 予約可能日時を調整
- 持参物を確認
予約時の注意点:
- 店舗購入客が優先される場合がある
- 繁忙期は予約が取りにくい
- 当日予約は基本的に不可
- キャンセル料が発生する場合がある
待ち時間の目安:
- 前方1カメラ:1〜2時間
- 前後2カメラ:2〜4時間
- 360度カメラ:1.5〜3時間
- 駐車監視機能付き:+1〜2時間
予約が取れない場合の対処法:
- 複数店舗に問い合わせる
- 平日の利用を検討する
- 時期をずらして再度問い合わせる
- 他の取り付け業者を検討する
予約時に工賃の上限を確認しておくと、当日の追加料金を避けられます。
持ち込み取り付けでよくあるトラブル
持ち込み取り付けでは、以下のようなトラブルが発生することがあります。
工賃に関するトラブル:
- 事前説明と実際の工賃が異なる
- 追加工賃の説明不足
- 作業内容の変更による料金変動
- 取り付け不可による往復の無駄
商品に関するトラブル:
- 適合しない商品を持参
- 取り付け部品の不足
- 商品の初期不良発覚
- 配線の長さが足りない
作業に関するトラブル:
- 予想より作業時間が長い
- 車両の内装を傷つけられる
- 取り付け位置が希望と違う
- 動作確認が不十分
予約・対応に関するトラブル:
- 予約時間に作業が始まらない
- 持ち込み対応を断られる
- 店舗スタッフの対応が悪い
- アフターサービスが受けられない
これらのトラブルを避けるためには、事前の確認と書面での確認が重要です。
保証やアフターサービスの制限
持ち込み取り付けでは、店舗購入と比べて保証やアフターサービスに制限があります。
保証内容の違い:
- 店舗購入:商品保証 + 取り付け保証
- 持ち込み:取り付け保証のみ
保証期間の違い:
- 店舗購入:1年〜3年(商品により異なる)
- 持ち込み:3ヶ月〜1年(作業保証のみ)
保証対象外となるケース:
- 商品自体の不良
- 使用者の過失による故障
- 自然災害による損害
- 改造・分解による故障
アフターサービスの制限:
- 商品の操作方法サポートなし
- 故障時の商品交換対応なし
- 無料点検サービスなし
- 優先サポートなし
重要なのは、商品に問題があった場合の対応が限定的になることです。
持ち込み取り付けを選ぶ際は、これらの制限を十分理解した上で判断することが大切です。
また、商品メーカーの保証は有効なので、購入店舗での保証書の保管も忘れずに行いましょう。
4.オートバックス以外の選択肢とコスト比較
他カー用品店での持ち込み取り付け
オートバックス以外のカー用品店でも、持ち込み取り付けサービスを提供しています。
イエローハットの持ち込み取り付け:
- 前方1カメラ:8,250円〜
- 前後2カメラ:16,500円〜
- 駐車監視機能:+3,300円〜
ジェームスの持ち込み取り付け:
- 前方1カメラ:7,700円〜
- 前後2カメラ:15,400円〜
- 特殊車両:要見積もり
アップガレージの持ち込み取り付け:
- 前方1カメラ:9,900円〜
- 前後2カメラ:19,800円〜
- 輸入車:+50%
各店舗の特徴:
- イエローハット:全国展開で安定したサービス
- ジェームス:比較的リーズナブルな料金設定
- アップガレージ:スポーツカー・改造車に強い
どの店舗も持ち込み取り付けは店舗購入より高額になる傾向があります。
複数店舗で見積もりを取り、サービス内容と料金を比較することをおすすめします。
自分で取り付ける場合の手順とコツ
DIYでの取り付けは工賃を節約できる最も効果的な方法です。
必要な工具:
- 内張りはがし
- 精密ドライバー
- 検電テスター
- 配線留め・結束バンド
- シリコンオフ(脱脂剤)
基本的な取り付け手順:
- 取り付け位置の決定(フロントガラス上部20%以内)
- 取り付け面の清掃・脱脂
- カメラブラケットの取り付け
- 電源の確保(シガーソケットが最も簡単)
- 配線の処理(内装に隠すように配線)
- 動作確認とカメラ角度調整
取り付けのコツ:
- 仮止めで位置を確認してから本固定
- 配線は内装の隙間を利用して隠す
- 運転の妨げにならない位置に設置
- 説明書を必ず読んでから作業開始
DIY取り付けの注意点:
- 法令で定められた取り付け位置を守る
- 配線の処理を丁寧に行う
- 防水処理を確実に行う
- 動作確認を十分に行う
DIYに自信がない場合は、シンプルな1カメラタイプから始めることをおすすめします。
出張取り付けサービスの活用
出張取り付けサービスは、自宅や職場まで来てくれる便利なサービスです。
出張サービスの料金相場:
- 前方1カメラ:12,000円〜18,000円(出張料込み)
- 前後2カメラ:20,000円〜28,000円(出張料込み)
- 360度カメラ:18,000円〜25,000円(出張料込み)
出張サービスのメリット:
- 自宅で作業が完了
- 持ち込み商品に対応
- 時間の節約になる
- 個別対応が可能
出張サービスのデメリット:
- 料金が高め
- 対応エリアが限定的
- 予約が取りにくい場合がある
- 業者の技術レベルにばらつき
信頼できる出張サービス業者の選び方:
- 口コミ・評価を確認
- 保険加入の有無を確認
- 見積もりの詳細さを確認
- アフターサービスの充実度を確認
出張サービスは、店舗に行く時間がない方や、小さいお子様がいる方に特におすすめです。
最もお得な取り付け方法の選び方
最適な取り付け方法は、個々の状況によって異なります。
コスト重視の場合:
- DIY取り付け(工賃0円)
- 整備工場への持ち込み(8,000円〜)
- カー用品店での持ち込み(10,000円〜)
安心・確実性重視の場合:
- オートバックスでの店舗購入+取り付け
- ディーラーでの取り付け
- 老舗カー用品店での取り付け
利便性重視の場合:
- 出張取り付けサービス
- 自宅近くのカー用品店
- オンライン購入+出張取り付け
総合的なコストパフォーマンスの比較:
方法 | 費用 | 時間 | 安心度 | 総合評価 |
---|---|---|---|---|
DIY | ★★★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ |
整備工場持ち込み | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
カー用品店持ち込み | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
店舗購入+取り付け | ★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
出張サービス | ★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
最もお得な方法を選ぶためには、自分の優先順位を明確にすることが重要です。
予算、技術力、時間、安心度のバランスを考慮して、最適な選択肢を選びましょう。
まとめ
この記事を通じて、オートバックスでのドライブレコーダー持ち込み取り付けについて詳しく解説しました。以下が重要なポイントです:
- オートバックスでは持ち込み取り付けに対応しているが、店舗により対応が異なる
- 持ち込み工賃は店舗購入時の1.5〜2倍程度と割高になる
- 前方1カメラで8,000円〜、前後2カメラで18,000円〜が工賃の目安
- 輸入車や特殊車両は追加工賃が発生し、断られる場合もある
- 持ち込み取り付けでは商品保証が受けられず、アフターサービスに制限がある
- 事前の確認と準備が成功の鍵となる
- DIY取り付けが最もコストを抑えられる方法
- 出張サービスは利便性が高いが費用も高め
- 総合的には店舗購入+取り付けが最もコストパフォーマンスが良い場合が多い
ドライブレコーダーの取り付けは、あなたの安全運転をサポートする重要な投資です。この記事の情報を参考に、あなたに最適な取り付け方法を選択して、快適で安全なカーライフを送ってください。