フリード 寸法 図の完全ガイド|外装・内装・荷室サイズを詳しく解説
あなたは「フリードの寸法図を詳しく知りたい」と思ったことはありませんか?結論、フリードは外装・室内・荷室すべてにおいて実用的で計算された寸法設計になっています。この記事を読むことでフリードの各部寸法と活用方法がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
1.フリード 寸法 図の基本情報

フリードの外装寸法(ボディサイズ)
フリードの基本ボディサイズは、全長4,310mm×全幅1,695mm×全高1,755mmです。
新型フリード(2024年モデル)は先代モデルと比較して、全長が45mm延長されています。
これは室内空間の拡大と乗り心地向上のための設計変更によるものです。
全幅は5ナンバーサイズの1,695mmに抑えられているため、日本の道路事情に最適化された寸法となっています。
全高も1,755mmと、立体駐車場の高さ制限(一般的に2,000mm)に余裕を持って対応できる設計です。
ホイールベースは2,740mmで、安定した走行性能と室内空間の確保を両立しています。
フリード エアーとクロスターの寸法比較
フリード エアーとクロスターでは、基本的な寸法にほとんど差はありません。
エアー:全長4,310mm×全幅1,695mm×全高1,755mm
クロスター:全長4,310mm×全幅1,720mm×全高1,780mm
クロスターは専用のエクステリアパーツ装着により、全幅が25mm、全高が25mm大きくなっています。
これはホイールアーチプロテクターやサイドシルガーニッシュ、ルーフレールなどの専用装備によるものです。
しかし、この差は実用上ほとんど影響がなく、どちらも同じ感覚で運転できます。
フリードとフリード+(プラス)の寸法違い
フリードとフリード+の外装寸法はほぼ同一です。
唯一の違いは、フリード+のFF車のみ全長が30mm長い4,295mmとなっている点です。
これは荷室の使い勝手向上のための設計変更によるものです。
全幅1,695mm、全高1,710~1,735mm(グレードにより変動)は共通仕様となっています。
ホイールベースや最低地上高も同じため、運転感覚に大きな差はありません。
2.フリードの室内寸法と図面解説

客室(室内空間)の詳細寸法
フリードの室内寸法は、室内長3,045mm×室内幅1,455mm×室内高1,275mmとなっています。
先代フリードと比較して、1~3列目のヒップポイント間距離を90mm拡大しています。
これにより、特に2列目と3列目の居住性が大幅に向上しました。
室内幅1,455mmは、大人3人が2列目に座っても窮屈さを感じない十分な幅を確保しています。
室内高1,275mmは、身長170cm程度の大人でも頭上に適度な余裕を持てる設計です。
ホンダ独自の低床設計技術により、コンパクトなボディサイズながら広々とした室内空間を実現しています。
運転席・助手席の寸法
運転席のシート幅は約520mm、奥行きは約480mmとなっています。
助手席は運転席よりもやや広く、シート幅約530mm、奥行きは約500mmの設計です。
前後のシートスライド量は最大240mm確保されており、様々な体格のドライバーに対応できます。
運転席から前方への視界は良好で、インパネ上面が平らに設計されているため前方確認がしやすくなっています。
Aピラーを細くすることで、斜め前方の死角も最小限に抑えられています。
2列目・3列目シートの寸法
2列目シートは6:4分割タンブルシートまたはキャプテンシートが選択できます。
2列目のシートスライド量は最大360mmで、足元空間を大幅に調整可能です。
3列目シートは大人2人が座れる十分な幅を確保していますが、膝が持ち上がる着座姿勢になります。
2列目と3列目の間にはウォークスルー可能な通路があり、雨の日でも濡れずに移動できます。
シート間距離は先代より90mm拡大されており、より快適な居住空間を実現しています。
室内高と居住性の関係
フリードの室内高1,275mmは、ステップワゴンより100mm低い設計となっています。
しかし、床と座面の間隔を調整することで、頭上空間は十分に確保されています。
この設計により、車両全高を抑えながら実用的な室内高を実現しています。
ガソリン車とハイブリッド車で室内高に10mmの差がありますが、実用上の違いはほとんど感じられません。
低重心設計により、走行安定性も向上しています。
3.フリードの荷室寸法と活用方法

荷室の基本寸法(開口部・地上高・奥行き)
フリード(3列シート車)の荷室基本寸法は以下の通りです。
開口部高さ:1,110mm
開口部最大幅:1,080mm
開口部地上高:480mm
荷室高:1,255mm
3列目シートを跳ね上げることで、荷室スペースを大幅に拡張できます。
開口部が広く設計されているため、大きな荷物の出し入れがスムーズに行えます。
背の高い荷物も余裕で積載でき、ベビーカーや自転車も収納可能です。
フリードとフリード+の荷室寸法比較
フリード+の荷室寸法は以下の通りです。
開口部高さ:1,255mm(フリードより145mm高い)
開口部最大幅:1,080mm(同じ)
荷室長:870mm(5名乗車時)
開口部地上高:335mm(フリードより145mm低い)
フリード+は超低床フロア設計により、重い荷物の積み下ろしが格段に楽になっています。
3列目シートがない分、荷室スペースが広々としており、アウトドア用品の積載に最適です。
荷室の使い勝手は明らかにフリード+の方が優秀です。
ユーティリティボードと荷室分割の寸法
フリード+には耐荷重200kgのユーティリティボードが標準装備されています。
このボードにより、荷室を上下2段に分割して有効活用できます。
上段は日常的な荷物、下段は汚れ物や濡れた荷物を分けて収納可能です。
ボード裏面はワイパブル仕様になっており、反転すれば濡れた荷物も気軽に載せられます。
左右に10個ずつのユーティリティナットが装備され、フックなどのアクセサリーでカスタマイズできます。
荷室のシートアレンジ時の寸法変化
ロングラゲッジモードでは、2列目片側を倒すことで長尺物を積載できます。
ビッグラゲッジモードでは、2列目を完全に格納し、最大の荷室空間を確保します。
フルフラット時は前席から荷室まで約2,000mmの空間ができ、車中泊も可能です。
2列目シートのダブルフォールダウン機能により、床下への完全収納も実現しています。
シートアレンジにより、乗員数と荷物量のバランスを自由に調整できるのがフリードの大きな魅力です。
4.フリード寸法図の活用シーンと注意点

駐車場サイズとの適合性確認
フリードの全長4,310mmは、一般的な駐車場の長さ5,000mmに対して十分な余裕があります。
全幅1,695mmも、標準的な駐車場幅2,500mmに余裕で収まります。
コンパクトカー専用駐車場(幅2,000mm程度)でも問題なく駐車可能です。
全高1,755mmは、立体駐車場の高さ制限2,000mmをクリアしており、ほとんどの駐車場で利用できます。
最小回転半径5.2mにより、狭い駐車場でも取り回しが容易です。
機械式駐車場での寸法制限
機械式駐車場の車幅制限は最大1,850mmが一般的で、フリードは余裕でクリアしています。
車長制限は5,000mm以下が多く、フリードなら問題ありません。
車高制限は1,550mm程度の場合があるため、事前確認が必要です。
マンションによっては幅2,050mm以下の制限もあり、フリードなら対応可能です。
エアロパーツなどの外装カスタムを行う場合は注意が必要です。
荷物積載時の寸法計画の立て方
荷室長870mm(フリード+、5名乗車時)を基準に積載計画を立てましょう。
荷室高1,255mm以下の荷物なら、開口部を通して積載可能です。
重量物は開口部地上高335mm(フリード+)の低さを活用し、楽に積み込めます。
長尺物は2列目シート間の通路を利用することで、自転車なども積載できます。
ユーティリティボードの活用により、荷物の種類に応じた分別収納が可能です。
車中泊時の室内寸法活用法
フルフラット時の全長約2,000mmは、大人1人が足を伸ばして横になれる長さです。
室内幅1,455mmは、大人2人が並んで休めるスペースを確保しています。
室内高1,275mmにより、車内での着替えや移動も可能です。
2列目シートの前後調整により、荷物スペースと就寝スペースのバランスを調整できます。
ユーティリティナットを活用し、LEDランタンの吊り下げなど快適装備の取り付けが可能です。
まとめ
この記事でわかったフリードの寸法に関するポイントをまとめます。
• フリードの基本ボディサイズは全長4,310mm×全幅1,695mm×全高1,755mmで日本の道路に最適
• エアーとクロスターの寸法差はわずかで実用上の違いはほとんどない
• 室内寸法は先代より90mm拡大され居住性が大幅に向上している
• フリード+は荷室重視の設計で開口部地上高が145mm低く積載性抜群
• ユーティリティボードにより荷室を上下2段に分割活用できる
• 一般的な駐車場や機械式駐車場での利用に十分対応している
• 車中泊時は約2,000mmのフルフラット空間を確保できる
• シートアレンジにより乗員数と荷物量のバランスを自由に調整可能
フリードの寸法図を理解することで、あなたのライフスタイルに最適な使い方が見つかるはずです。コンパクトながら実用性抜群のフリードで、快適なカーライフを始めてみてください。