プリウス50系モデリスタエアロの魅力と取り付け方法|価格相場から選び方まで完全ガイド
あなたは「プリウス50系をもっとカッコよくカスタムしたい」と思ったことはありませんか?結論、プリウス50系モデリスタエアロは純正オプションならではの高品質で愛車を劇的に変身させてくれます。この記事を読むことでモデリスタエアロの種類から価格、取り付け方法まですべてがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.プリウス50系モデリスタエアロの基本知識
プリウス50系モデリスタとは?特徴と魅力を解説
モデリスタとは、イタリア語で「デザイナー」を意味するトヨタの純正カスタマイズブランドです。
プリウス50系専用に開発されたモデリスタエアロは、車両の美しいデザインを損なうことなく、さらにスポーティで洗練された外観に仕上げてくれます。
純正オプション品のため品質は抜群で、ディーラーでの取り扱いも可能です。
社外品と違い、車検対応はもちろん、トヨタの厳しい品質基準をクリアした安心感があります。
モデリスタエアロの最大の魅力は、プリウス50系の特徴的なシルエットを活かしながら、より存在感のあるスタイリングに変身させることです。
前期型と後期型の違いとモデリスタエアロの対応状況
プリウス50系は2018年12月のマイナーチェンジにより前期型(2015年12月~2018年11月)と後期型(2018年12月~2023年1月)に分かれています。
前期型と後期型では、フロントバンパーやヘッドライト、テールランプの形状が大きく変更されているため、モデリスタエアロも前期専用と後期専用で別々にラインナップされています。
前期型は「ICONIC STYLE」「UP-GRADE STYLE」の2種類が設定され、どちらもアグレッシブなデザインが特徴です。
後期型は「ICONIC STYLE」「ELEGANT ICE STYLE」の2種類が設定され、前期よりも洗練されたデザインになっています。
購入前には必ず自分の車両が前期型か後期型かを確認し、対応するエアロパーツを選ぶことが重要です。
モデリスタエアロが人気の理由と純正オプションの安心感
モデリスタエアロが多くのプリウスオーナーに選ばれる理由は、トヨタ純正品としての信頼性と完成度の高さにあります。
社外品のように取り付け時の微調整が不要で、ピッタリとフィットするように設計されています。
また、塗装済み品も用意されており、購入後すぐに装着可能です。
ディーラーでの取り扱いがあるため、購入から取り付けまでワンストップで対応してもらえるのも大きなメリットです。
1年間または走行距離20,000kmまでの保証も付いているため、安心して使用できます。
さらに、リセールバリューの面でも純正オプション品は評価が高く、売却時にプラス査定になることが多いです。
2.プリウス50系モデリスタエアロの種類と価格相場
ICONIC STYLEの特徴と価格(LEDイルミネーション付き)
ICONIC STYLEは、前期・後期ともにラインナップされるモデリスタエアロの上位グレードです。
最大の特徴は、フロントスポイラーに内蔵されたLEDイルミネーションで、イグニッションONで自動点灯し、他を圧倒する先進性を演出します。
フロントスポイラーには放射線状に配置されたメッキ加飾が施され、存在感抜群のフロントフェイスに仕上がります。
サイドスカートは中央部をブラックアウトし、シャープなサイドビューを演出します。
リアスカートにもメッキ加飾が施され、スポーティーなリアスタイルを創出します。
価格は前期型で未塗装177,100円、塗装済み202,400円です。
後期型は未塗装191,400円、塗装済み216,700円となっており、LEDイルミネーション分の価格差があります。
ELEGANT ICE STYLEの特徴と価格(シャープなデザイン)
ELEGANT ICE STYLEは後期型専用のエアロキットで、シャープで落ち着きのある印象が特徴です。
フロントスポイラーはコーナー部分からサイドへと駆け上がるメッキの造形で、キレのある表情を演出します。
ICONIC STYLEと比べてLEDイルミネーションは非搭載ですが、より控えめで上品な仕上がりになります。
サイドスカートとリアスカートは、センターのブラックアウト部とボディ同色部分のコントラストでシャープなスタイリングを実現しています。
価格は未塗装128,700円、塗装済み154,000円と、ICONIC STYLEより約6万円安価に設定されています。
落ち着いたカスタマイズを求める方におすすめのスタイルです。
UP-GRADE STYLEの特徴と価格(前期型専用)
UP-GRADE STYLEは前期型専用のエアロキットで、シャープで落ち着きのある印象が特徴です。
フロントスポイラーは広がりのあるメッキパーツをブラックアウト部に配し、キリッと引き締まったシャープデザインを実現しています。
リアスカートはコーナー部分までブラックアウト部を広げ、ワイド感を演出した設計になっています。
ICONIC STYLEと比べてLEDイルミネーションは非搭載ですが、メッキパーツの使い方が上品で、大人のカスタマイズに最適です。
価格は未塗装128,700円、塗装済み154,000円となっており、ELEGANT ICE STYLEと同価格帯です。
フォグランプ装着車専用となっているため、購入前に自車の仕様確認が必要です。
塗装済みと未塗装での価格差と選び方のポイント
モデリスタエアロは未塗装品と塗装済み品の2種類が用意されています。
価格差は約25,000円で、塗装済み品の方が高価になります。
塗装済み品はホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーメタリック、グレーメタリック、アティチュードブラックマイカの4色が設定されています。
その他のボディカラーの場合は、未塗装品を購入して販売店で塗装する必要があります。
DIYで取り付ける場合は塗装済み品がおすすめで、届いてすぐに装着可能です。
未塗装品を選ぶ場合は、別途塗装費用(約3万円~5万円)がかかることを考慮して予算を組む必要があります。
専用マフラーやオプション品の価格と効果
モデリスタエアロ装着車には専用マフラーが設定されており、よりスポーティーなリアビューを演出できます。
右ダブル出しマフラーは69,300円~88,000円、左右4本出しマフラーは126,500円~159,500円で設定されています。
チタンカラー仕様も用意されており、高級感のある仕上がりが魅力です。
その他のオプション品として、コーナーガーニッシュやフロントデイライトなども設定されています。
専用マフラーは2WD用と4WD用で設定が異なるため、自車の駆動方式を確認してから注文する必要があります。
これらのオプション品を組み合わせることで、より個性的で完成度の高いカスタマイズが可能になります。
3.プリウス50系モデリスタエアロの取り付け方法と注意点
DIY取り付けの難易度と必要な工具・技術
モデリスタエアロの取り付けは中級レベルのDIY作業となります。
必要な工具はドライバーセット、レンチセット、両面テープ、プライマー(接着強化剤)などです。
フロントスポイラーとリアスカートはボディへの穴開け加工が必要で、電動ドリルと専用ビットが必要になります。
サイドステップは主に両面テープとボルト固定で取り付けますが、正確な位置決めが重要です。
作業時間は1日がかりで、2人以上での作業が推奨されます。
特にリアスカートの取り付けは1人では困難で、必ず補助者が必要です。
DIY経験の少ない方は、無理をせずプロに依頼することをおすすめします。
プロに依頼する場合の工賃相場と作業時間
プロショップやディーラーに依頼する場合の工賃相場は3万円~5万円程度です。
作業時間は3~5時間が一般的で、塗装済み品であれば当日完成します。
未塗装品の場合は塗装期間(2~3日)が別途必要になります。
ディーラーでの作業は純正品のため安心感がありますが、工賃は高めに設定されています。
専門ショップの場合はコストパフォーマンスが良い場合が多く、経験豊富なスタッフが作業します。
事前に見積もりを取得し、作業内容と保証について確認することが重要です。
取り付け後の調整や不具合対応も含めて、信頼できる業者を選ぶことをおすすめします。
ボディへの穴開け加工と両面テープ固定の注意点
モデリスタエアロの取り付けにはボディへの穴開け加工が必要で、一度加工すると元に戻せません。
穴開け位置は専用の型紙を使用して正確にマーキングし、慎重に作業を進める必要があります。
両面テープでの固定は接着強化剤(プライマー)を使用することで、確実な固定が可能になります。
気温が低い時期は接着力が弱くなるため、ヒートガンで温めながら作業することが推奨されています。
仮合わせを十分に行い、フィッティングを確認してから本固定を行うことが重要です。
取り付け部分の汚れや油分は完全に除去し、清潔な状態で作業を行う必要があります。
一度貼り付けた両面テープは剥がすとパーツが破損する可能性があるため、慎重な作業が求められます。
取り付け後の地上高変化と日常使用での注意事項
モデリスタエアロ装着により地上高が大幅に低下します。
フロントスポイラーで約27~41mmダウン、サイドステップで約23~38mmダウン、リアスカートで約42~53mmダウンとなります。
縁石や段差での接触リスクが高くなるため、駐車場の出入りや路面の凹凸に注意が必要です。
積雪時のラッセル走行は厳禁で、エアロパーツが破損する可能性があります。
凍結(着氷)状態での使用も破損の原因となるため、冬季は特に注意が必要です。
洗車時の高圧洗浄も直接パーツに当てないよう配慮が必要です。
定期的に取り付け部分の点検を行い、緩みや破損がないか確認することで、長期間安全に使用できます。
4.プリウス50系モデリスタ選びで失敗しないコツ
前期型と後期型の適合性の確認方法
まず自分の車両が前期型か後期型かを正確に判別することが最重要です。
年式による判別:2018年11月以前が前期型、2018年12月以降が後期型となります。
外観による判別:ヘッドライト形状が最も分かりやすく、前期型は「ブーメラン型」、後期型は「切れ長型」です。
フォグランプの位置も異なり、前期型はヘッドライト下の三角形部分、後期型はバンパー端の円形ランプです。
車検証の型式欄でも確認可能で、ZVW50/51/55すべてが50系ですが、詳細な適合は年式で判断します。
ディーラーでの確認が最も確実で、車台番号から正確な適合情報を調べてもらえます。
間違って購入すると装着できないため、購入前の確認は必須です。
ボディカラー別の塗装オプションと仕上がりの違い
モデリスタエアロのブラックアウト部分は、ボディカラーによって仕上がりが異なります。
アティチュードブラックマイカの場合はツヤ消し黒塗装、その他のカラーは通常のブラックとなります。
ホワイト系ボディでは黒とのコントラストが美しく、最も人気の高い組み合わせです。
シルバーやグレー系では落ち着いた印象になり、上品な仕上がりが期待できます。
塗装済み設定のない特殊カラーの場合は、未塗装品を購入して販売店で塗装する必要があります。
メタリックやパール系の塗装は高度な技術が必要で、専門店での塗装をおすすめします。
色合わせの精度によって仕上がりの美しさが大きく左右されるため、実績のある業者を選ぶことが重要です。
中古品購入時のチェックポイントと注意点
中古のモデリスタエアロを購入する場合は、入念なチェックが必要です。
クラック(ひび割れ)の有無を確認し、特に取り付け穴周辺は慎重にチェックします。
メッキ部分の劣化(曇りや剥がれ)がないか確認し、補修の痕跡もチェックします。
LEDイルミネーションがある場合は、必ず点灯テストを行います。
取り付けボルトや両面テープなどの付属品が揃っているか確認します。
適合年式を再度確認し、自分の車両に装着可能かチェックします。
修復歴がある場合は、修復箇所と修復方法について詳しく確認します。
中古品は保証が限定的なため、信頼できる販売店から購入することをおすすめします。
アフターサービスと保証内容の確認方法
モデリスタエアロには1年間または走行距離20,000kmまでの保証が付いています。
保証の対象は製品の不具合に限られ、取り付け不良や使用上の破損は対象外です。
ディーラーで購入・取り付けした場合は、手厚いアフターサービスが期待できます。
専門ショップでも独自の保証制度を設けている場合があるため、事前に確認が重要です。
定期点検時にエアロパーツの状態もチェックしてもらえるか確認します。
パーツの追加購入やメンテナンスについても相談できる体制が整っているか確認します。
万が一の破損時の修理や交換についても、事前に対応方法を確認しておくことで安心して使用できます。
まとめ
プリウス50系モデリスタエアロについて重要なポイントをまとめました。
• モデリスタエアロはトヨタ純正品で品質と信頼性が高い
• 前期型と後期型で専用設計のため適合確認が必須
• ICONIC STYLEはLED付きで高級感、ELEGANT ICE STYLEは上品で価格も手頃
• 塗装済み品と未塗装品で約25,000円の価格差がある
• DIY取り付けは中級レベルの技術が必要で穴開け加工を伴う
• プロ取り付けの工賃相場は3万円~5万円程度
• 地上高が大幅に下がるため日常使用での注意が必要
• ブラックアウト部分の仕上がりはボディカラーによって異なる
• 中古品購入時はクラックやメッキ劣化の入念なチェックが重要
• 1年間または20,000kmまでの保証が付いている
プリウス50系モデリスタエアロは、純正ならではの安心感と完成度の高いデザインで愛車を劇的に変身させてくれます。適合確認から取り付けまで慎重に進めることで、満足度の高いカスタマイズが実現できるでしょう。ぜひこの記事を参考に、理想のプリウスに仕上げてください。