配送業者YDHとは?サービス内容・料金・評判を徹底解説
あなたは「Amazonで注文したらYDHという聞いたことのない配送業者だった」「YDHの荷物はいつ届くの?」と不安に思ったことはありませんか?結論、YDHは日本と中国間の国際物流を専門とする信頼できる配送業者です。この記事を読むことでYDHのサービス内容、料金体系、追跡方法、実際の評判がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.配送業者YDHとは

YDHの基本情報と会社概要
YDH(義達国際物流)は2002年に設立された中国の国際物流会社で、本社は上海に位置しています。
日本法人としてYDH・ジャパン株式会社があり、東京、大阪、名古屋に営業所を展開しています。
従業員数は約3,000人を超え、500台以上のトラックを保有する大規模な物流企業として成長してきました。
主な事業内容は国際宅配便、航空貨物輸送、海上輸送、通関業務、倉庫保管サービスなど多岐にわたります。
アジア、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニア、アフリカなど世界各地にサービスネットワークを展開しており、特に日本と中国間の物流では高いシェアを持つ配送業者です。
YDHが提供する国際物流サービスの特徴
YDHの最大の特徴は「安全、迅速、正確、専門的」というサービス理念のもと、高品質な国際物流サービスを提供している点です。
電子商取引(EC)事業者向けのサービスに特化しており、Amazonをはじめとする各種ECプラットフォームと連携した配送サービスを展開しています。
日本、ヨーロッパ、アメリカのAmazon倉庫への物流、倉庫保管、輸送ソリューションを提供する専用サービスも用意されています。
自社で通関業務を行うことができるため、スムーズな輸出入手続きが可能となり、配送の遅延リスクを最小限に抑えています。
航空便、船便、陸送を組み合わせた柔軟な輸送手段を選択できるため、荷物の種類や緊急度に応じた最適な配送方法を提案してくれます。
日本と中国を結ぶDOOR TO DOORサービス
YDHの代表的なサービスが日本と中国間のDOOR TO DOOR(戸口から戸口へ)配送サービスです。
このサービスは荷主から最終的な受取人まで、一貫して荷物を管理・配送する仕組みとなっています。
中国側でも自社通関を行うことにより、通常の国際配送よりもスムーズに荷受人まで配送することが可能です。
日本国内の配送は佐川急便などの提携配送業者と連携しており、国内到着後は日本の配送網を利用して各家庭まで届けられます。
一般航空貨物よりも簡素化された分かりやすいサービス設計となっており、個人でも法人でも利用しやすい配送システムが整備されています。
2.YDHの配送サービス内容

国際宅配便サービスの仕組み
YDHの国際宅配便サービスは中国から日本への荷物配送に特化した専用ラインとして運営されています。
配送の流れは、中国国内での集荷→中国税関での輸出通関→航空または海上輸送→日本税関での輸入通関→国内配送業者への引き渡し→最終配達という段階を経ます。
追跡システムが完備されており、荷物の現在位置や配送状況をリアルタイムで確認することができます。
小口貨物から大口貨物まで幅広く対応しており、個人の通販利用から企業の輸入業務まで多様なニーズに応えています。
配送時には輸入諸税の立替サービスも提供されており、税金30,000円以内の場合は1,100円、30,000円以上の場合は5.4%の手数料で対応してくれます。
航空便と船便の違いと選び方
航空便は速達性を重視する場合に適した配送方法で、中国から日本まで約3~4日で配送されます。
料金は20~50kgの荷物で22元/kgが基本料金となっており、比較的高めですが確実に早く届けたい場合に選択されます。
東京や大阪などの主要都市へは翌日配達も可能で、緊急性の高い商品や軽量の荷物に向いています。
一方、船便はコストを抑えたい場合に最適で、航海日数は約8~10日程度かかります。
料金は100~1,000kgの荷物で8元/kgと航空便の約3分の1のコストで利用できるため、大量輸送や重量物の配送に適しています。
出港日は毎週金曜日と土曜日に設定されており、計画的な発送が可能です。
取り扱い可能な貨物の種類と制限
YDHでは通常貨物から危険品まで幅広い種類の貨物を取り扱っていますが、それぞれに制限があります。
航空便の場合、1バッグあたり30kg、三辺合計160cm以内という梱包基準が設けられており、これを超える場合は追加料金が発生します。
三辺合計が160~180cmの場合は80元/バッグ、181~200cmの場合は100元/バッグといった具合に段階的に料金が加算されます。
船便は100kg以上からの受付となっており、100kg未満の荷物は利用できません。
両辺同時に150cmを超える荷物や一辺が200cmを超える荷物は別途相談が必要となるため、事前に確認することが重要です。
通関業務とロジスティックスサービス
YDHの強みの一つが自社で通関業務を行える体制を整えている点です。
輸出入通関、SP貨物、一般貨物、暫定貨物など、様々な種類の通関業務に対応しており、通関面の専門的な内容も分かりやすく説明してくれます。
早朝、深夜、土日祝日の臨時開庁にも対応可能で、顧客の要望に合わせた柔軟な通関サービスを提供しています。
倉庫保管サービスも充実しており、国内貨物や海外からの輸入貨物の保管、配送、デバンニング、仕分け、検品、国内配送など、あらゆるロジスティックスサービスを一括で提供できます。
成田に大型倉庫を保有しており、顧客の大切な荷物の保管場所として活用されています。
3.YDH配送の料金と配送日数

航空便の料金体系と配送期間
YDHの航空便は20kg以下の荷物は受付不可となっており、20kg以上からの利用が基本です。
基本料金は20~50kgの重量帯で22元/kgとなっており、重量が増えるほど単価が下がる仕組みです。
配送期間は約3~4日が標準で、中国東部や南部の港から東京税関を経由して日本各地に配送されます。
東京や大阪などの主要都市への配送は最短で翌日配達も可能で、その他の地域でも約1~2営業日で配達されます。
沖縄などの遠距離地域には追加料金として150元/バッグが加算されるため、配送先によって総費用が変わることに注意が必要です。
容積重量の計算は(縦×横×高さcm)÷6,000で算出され、実重量と容積重量のいずれか重い方が課金対象となります。
船便のコストと所要日数
船便は航空便よりもコストを大幅に抑えられる配送方法で、100kg以上の荷物から利用可能です。
料金は100~1,000kgの重量帯で8元/kgと、航空便の約3分の1のコストで配送できます。
航海日数は約8~10日が標準ですが、これは船の出港から仕向地の港に入港するまでの日数であり、特定の所要時間内での到着を保証するものではありません。
出港日は毎週金曜日と土曜日に設定されており、金曜日出港の場合は当週火曜日までに発送依頼を完了する必要があります。
土曜日出港の場合は当週木曜日までに発送依頼を完了することが求められます。
天候や荷物の混雑状況によって配送スケジュールが変動する可能性があるため、余裕を持った配送計画が推奨されます。
追加料金が発生するケースと注意点
梱包サイズが基準を超える場合は段階的に追加料金が発生します。
三辺合計160~180cmで80元/バッグ、181~200cmで100元/バッグ、201~220cmで150元/バッグ、221~240cmで210元/バッグ、241~260cmで300元/バッグとなります。
税関検査が実施された場合は2,000円の手数料が別途発生します。
輸入諸税の立替手数料も必要で、税金30,000円以内の場合は1,100円、30,000円以上の場合は税額の5.4%(別途消費税)が請求されます。
遠距離地域への配送は追加料金の対象となるため、配送先住所によって総額が大きく変わる可能性があります。
容積重量が実重量を上回る場合は容積重量で課金されるため、軽くてかさばる荷物は想定以上の費用がかかることがあります。
他の配送業者との料金比較
YDHの料金は国際配送業者の中では中価格帯に位置しています。
DHLやFedExなどの大手国際宅配便と比較すると料金は安く設定されていますが、EMSや一部の格安国際配送業者よりは高めです。
ただし、YDHは自社通関を行えることや追跡システムの充実度、配送の安定性などを考慮すると、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えます。
特に日本と中国間の配送に特化しているため、この区間の配送においては専門性の高さから信頼性が高く評価されています。
大量輸送の場合は船便を利用することで大幅にコストを削減でき、企業の輸入業務などでは非常に経済的な選択となります。
4.YDH荷物の追跡方法

公式サイトでの追跡手順
YDHの荷物追跡は公式ウェブサイトから簡単に行うことができます。
YDH公式サイト(www.ydhexpress.com)にアクセスし、トップページの「荷物を追跡」または「Query Your Package」のセクションを探します。
追跡番号入力欄にYDHから提供された追跡番号(トラッキングナンバー)を入力します。
「追跡」または「Track」ボタンをクリックすると、現在の配送状況、荷物の位置、配送履歴などの詳細情報が表示されます。
日本法人のサイト(www.ydh.co.jp/tracking/)でも追跡が可能で、輸入貨物も輸出貨物も検索できる仕組みになっています。
追跡情報は日本語で表示されるため、中国語が分からなくても安心して利用できます。
外部追跡サイトの活用方法
YDH公式サイト以外にも複数の外部追跡サイトでYDHの荷物を追跡することができます。
17TRACK(www.17track.net)は3,060を超える運送業者に対応した包括的な追跡プラットフォームで、YDHの追跡にも対応しています。
Ship24(www.ship24.com)もYDH追跡に対応しており、ほぼリアルタイムで荷物の位置とステータスを確認できます。
Ordertracker(www.ordertracker.com)では、YDH Expressの追跡番号を入力するだけで配達の状態と荷物の場所を知ることができます。
AfterShipも人気の追跡サービスで、99.99%以上の稼働時間を誇り、ISO 27001、SOC2、GDPR準拠のセキュアな環境で追跡情報を提供しています。
これらの外部サイトは日本語に対応しており、複数の配送業者の荷物をまとめて管理できる便利な機能も備えています。
Amazon注文時のYDH追跡のコツ
Amazonで注文した商品の配送業者がYDHの場合、Amazon注文履歴から追跡情報を確認するのが最も簡単です。
注文履歴ページで該当商品の「配送状況を確認」をクリックすると、現在の配送状況が表示されます。
配送業者の検索欄に「YDH」と入力することで、より詳細な輸送状況を確認できます。
追跡番号が反映されるまでに数日かかる場合があるため、中国からの発送直後は「まだ記録がありません」と表示されることがあります。
この場合は焦らず2~3日待ってから再度確認することをおすすめします。
YDHで配送される商品は通常10日以上かかることが多いため、配達予定日が注文から2週間後などになっていても異常ではありません。
5.YDH配送の評判と口コミ

実際の利用者の声と満足度
YDHの評判は利用者によって大きく分かれる傾向があります。
肯定的な評価としては「確実に届く」「追跡がしっかりしている」「コストパフォーマンスが良い」といった声が見られます。
企業の輸入業務で利用している法人からは、自社通関による安定した配送や専門的なサポート体制が高く評価されています。
一方で、配送スピードに対する不満の声も少なくありません。
Yahoo!知恵袋などの質問サイトでは「YDH 遅い」「YDH 届かない」といった検索が多く見られ、配送期間の長さに不安を感じる利用者が存在します。
特にAmazonで注文した際にYDHが配送業者になった場合、予想以上に配達まで時間がかかることに驚く利用者が多いようです。
配送の遅延に関するトラブル事例
よくあるトラブルとして「配達予定日を過ぎても届かない」というケースがあります。
実際の口コミでは「お届け予定日が15日だったのに届かず、現在の予定日が22日になっている」といった遅延の報告が見られます。
「1ヶ月経っても届かない」「配送状況確認ができない」といった深刻なケースも一部報告されています。
遅延の主な原因は、通関手続きの遅れ、天候による航空便の欠航、中国国内での集荷遅延、税関検査などが挙げられます。
特に繁忙期(ブラックフライデー、年末年始、春節など)は大幅な遅延が発生しやすく、通常より1週間以上余分にかかることもあります。
ただし、最終的には届くケースがほとんどで、完全に紛失したという報告は比較的少ない傾向にあります。
佐川急便との連携配送について
YDHの荷物は日本国内に到着後、佐川急便が最終配送を担当するケースが多くあります。
中国国内ではYDH(YANWEN EXPRESS)が輸送し、日本に到着してから日本の配送業者に受け渡すという仕組みです。
実際に「佐川急便の不在連絡票が来て、依頼主がYDHジャパンとなっていた」という報告が多数見られます。
この連携配送により、国際配送の専門性と国内配送の確実性を両立させています。
ただし、YDHから佐川急便への引き継ぎのタイミングで追跡情報が一時的に更新されなくなることがあり、利用者が不安を感じる原因となっています。
佐川急便に引き継がれた後は、佐川急便の追跡システムでも荷物を確認できるようになります。
6.YDH配送でよくあるトラブルと対処法

荷物が届かない時の確認ポイント
荷物が届かない場合、まず追跡番号で現在の配送状況を確認することが最優先です。
追跡情報が「集荷」「輸送中」「税関審査中」などのステータスで止まっている場合は、それぞれの段階で遅延が発生している可能性があります。
「配達完了」となっているのに手元に届いていない場合は、誤配達や不在票の見落としが考えられます。
玄関先、宅配ボックス、ポストなどに不在票が入っていないか確認しましょう。
マンションやアパートの場合、管理人室や別の部屋に誤配達されているケースもあります。
配達予定日を1週間以上過ぎても届かず、追跡情報も更新されない場合は、YDH・ジャパンまたはAmazonカスタマーサービスに問い合わせることをおすすめします。
追跡番号が反映されない場合の対応
追跡番号を入力しても「まだ記録がありません」「データが見つかりません」と表示される場合があります。
これは中国から発送されたばかりで、まだシステムに情報が登録されていない可能性が高いです。
発送から追跡情報が反映されるまで2~3日程度かかることが一般的なので、少し時間を置いてから再度確認しましょう。
追跡番号の入力ミスも多いため、番号を正確にコピー&ペーストして入力することが重要です。
数日待っても反映されない場合は、販売者またはAmazonに問い合わせて追跡番号が正しいか確認してもらいましょう。
稀に追跡番号が誤って発行されているケースもあるため、販売者側で確認してもらうことで正しい番号を教えてもらえます。
配送遅延時の問い合わせ先と解決策
配送が大幅に遅延している場合の主な問い合わせ先はYDH・ジャパンの東京営業所です。
電話番号は03-5644-5733、FAX番号は03-5644-5734で、平日の営業時間内に対応してくれます。
Amazon経由で購入した商品の場合は、Amazonカスタマーサービスに連絡する方が早く解決することが多いです。
Amazonでは配達予定日を過ぎても届かない場合、返金や再発送などの対応を取ってくれます。
問い合わせの際は、注文番号、追跡番号、配達予定日、現在の追跡状況などの情報を手元に用意しておくとスムーズです。
緊急で商品が必要な場合は、最初からYDH配送を避けることも一つの選択肢で、配送業者が選べる場合は国内配送業者を選択することをおすすめします。
まとめ
この記事で解説したYDH配送業者に関するポイントをまとめます。
- YDHは2002年設立の中国の国際物流会社で、日本と中国間の配送に特化している
- DOOR TO DOORサービスで荷主から受取人まで一貫した配送を提供している
- 航空便は3~4日で22元/kg、船便は8~10日で8元/kgと料金体系が異なる
- 追跡は公式サイトや17TRACK、Ship24などの外部サイトで簡単に確認できる
- 日本国内では佐川急便と連携して最終配送を行うケースが多い
- 配送スピードには個人差があり、遅延することもあるが最終的には届くことがほとんど
- 追跡情報の反映には2~3日かかることがあるため焦らず待つことが大切
- 配送遅延時はYDH・ジャパンまたはAmazonカスタマーサービスに問い合わせる
- 繁忙期は通常より1週間以上余分に時間がかかる可能性がある
- コストパフォーマンスに優れており、特に大量輸送では経済的な選択肢となる
YDHは配送に時間がかかることもありますが、信頼できる国際物流会社です。追跡システムを活用して配送状況を確認しながら、余裕を持って荷物を待ちましょう。急ぎの荷物でなければ、コスト面でのメリットも大きいので安心して利用してください。
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